2009年3月22日日曜日

7ヶ月の距離

春休みで生徒がいなくなったキャンパスは寂しい。
普段は400人超の住人にうめつくされて煩わしいまでの喧騒に包まれている寮も
ひっそりと静まり返って微かな恐怖まで感じるほど。

旅行の準備をしつつ、音楽を聴いてのんびりと体を休めて
あぁ色んなことがあったなぁと思い出した。

ここへ来てもう7ヶ月が過ぎて
その間日本では何も変わらず日常が続いていて
1年は長いようで短く、短いようで長く、
いったん帰ってしまえばきっとこっちでの1年間は刹那の非日常に化してしまうのかもしれないけれど
この一年離れていたことで、失ったものだって多いのだと思った。

ゼミの春合宿が終わって、あぁもう一年経ったのだと実感する。
この一年で色々なことが起こって、何も変わらないと言い聞かせていたことは嘘なのだと気づく。
責任感や義務感で自分を縛ってもしかたない。大切なものは、普遍的に大切だなどという理想論にしがみついてもしかたない。

変化を受け入れて、多様性を力にして、
強くしたたかに生きていく力が必要なんだ。

そんな中で、ふと何も変わらない一筋の流れを見つけることができたら、それが私の信念なんだと思う。

日本に帰ってから、どういう道を歩むのかまだ決めかねている。
かっこいい将来の夢なんてないし、そのための強い原動力もない。
目の前の魅力的だと思った道に進んで、自分らしく輝きたいという願望しかない。

大事な気持ちやないがしろにしたくない思いを守って
それでも目の前の現実をプラスにかえる強さを、この7ヶ月で少しは磨けた気がする。

明日から3泊でNYまで行ってきます。

ひさびさにゆっくりとバスタブにつかって、Broadwayを観て、心を休めてきます。
こういう瞬間を至福というんでしょう。

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